9月の末、ボクは小学校、中学校と多感な時期を過ごした
鹿児島に帰っておりました。
以前から家族で予定していた帰郷でしたが、
たくさんの友人達が迎えてくれて、とても有意義な休暇になりました。
ボクが16歳の時に我が家の一員としてやってきたジミー。
13年という人生を終え9月25日、他界しました。
当時、鹿児島にいた僕らの許へ
言葉を持たぬジミーはやってきました。
これがまたやんちゃ坊主でなかなか言う事を聞いてくれなくてね。
赤ちゃんの頃から一緒だったから、自分の事を犬だなんて微塵も思ってないとこなんか、
たまらなく可愛かったなぁ。
そんなジミーも親父にだけは絶対服従でね。
要領の悪い長男(ボク)を見ながら育ったもんだから、
うまいこと渡り歩く次男ってとこかな。
ホントは49日まで待ってやりたかったんだけど、
家族で鹿児島に帰れる事がそうそうないので
産まれた場所へ還す事にしました。
家族がバラバラに住んでいて、いつも寂しい想いをさせてしまったね。
生まれ変わったら、また兄弟でいようね。
それまでほんの少しだけ、
さよなら・・・ジミー。
別れは続くものなのかなぁ。
横浜に帰ってきてすぐ、もう一つ訃報が届いた。
今年に入り、闘病生活の傍ら
音楽活動を続けられ、来月にはパラダイスカフェでのライヴも予定されていた
「津久井 克行」さんが亡くなられた。
僕らの年代で歌えない人などいないであろう「夏の日の1993」。
昨年末には光栄な事に共演をさせて頂き、来月の再会を楽しみにしていた。
今年に入りガンを宣告され、きっと今年の桜は見れないだろうと医者に言われながらも
戦い続け、歌い続けた津久井さんの生き様をずっと忘れないでいようと思う。
心からご冥福をお祈り致します。
優哉